どうも、こんにちは!
V-TWIN MAGNA 250に乗り始めて今年で4年目です。この4年間でマグナ250と色んな所に行って、色んな景色を見てきました。
さらにはマグナ250で日本一周までしちゃいました(笑)
そんな僕が4年目にして、ついにマグナ250のインプレッションをしたいと思います。

マグナ250が気になる人
・V-TWIN MAGNA250ってどんなバイク?
・マグナ250は普段使いはどうなのだろう?
・実際に乗っている人の意見が知りたい!
今回は、このような悩みを持つ方に向けてこの記事を書きました。
結論から申し上げますとマグナ250は『街乗りもツーリングも楽しく、誰でも乗りやすいバイクだが、ごくたまにパワー不足を感じる』バイクです。
この理由を本編で詳しく書いています。
僕はこのマグナ250と一緒に日本一周をした経験もありますので、かなり参考になるかと思います。
ぜひ最後までご覧いただき、バイク選びの参考にしてください!
マグナ250のスペック
まずはマグナ250のスペックを見ていきましょう。
全長 (mm) | 2315 |
---|---|
全幅 (mm) | 880 |
全高 (mm) | 1065 |
軸間距離 (mm) | 1620 |
最低地上高 (mm) | 130 |
シート高 (mm) | 690 |
乾燥重量 (kg) | 172 |
車両重量 (kg) | 184 |
気筒数 | 2 |
冷却方式 | 水冷 |
排気量 (cc) | 249 |
最高出力(PS) | 27 |
最高出力回転数(rpm) | 10000 |
最大トルク(N・m) | 23 |
最大トルク回転数(rpm) | 7500 |
燃料タンク容量 (L) | 11 |
250ccバイクの中では、まずまずのスペックはあるのではないでしょうか。
最初のバイクを選ぶ時は、スペックの中でもシート高・車重・タンク容量を他のバイクと比べるのが重要です。 これらの数値はシート高は足つきに、車重は立ちごけのリスクや走行性能に、タンク容量は航続距離にそれぞれ影響があります。
・シート高 :690mm
・車重 :184kg
・タンク容量 :11L
マグナ250は他のバイクと比べると、シート高は低め・車重は重め・タンク容量は標準と言ったところです。
以上からマグナ250は「車重が重いがシート高が低いので身長が低い方でも安心して乗れ、タンク容量が平均的な量なので、どのバイクとも特別ガソリンスタンドの頻度を気にすることなくツーリングができる」ということがわかりますね!
マグナ250の外観


特徴
マグナ250はいわゆるアメリカンバイク(最近はクルーザーとも言われています)というジャンルです。
車体が全体的に低く設計されており、他のジャンルのバイクに比べると全長が長くなっています。この形をローロング(低く長い)とも言ったりしますね。
ステップの位置は、他のバイクと比べると体より前に足が来るようなポジションになっています。
アメリカンバイクのステップは、大きく分けてフォワードとミドルに分かれるのですが、マグナ250はフォワード寄りのミドルという感じです。(正直もうちょっとミドルが良かった(笑))
また、アメリカンバイクの代名詞でもありますVツインエンジンもしっかり搭載されています。
ただ、エアクリーナーに隠れてわかりづらいのが残念…。そこはYAMAHAのドラックスターの方が美しいです。
足つき
マグナ250の足つきはかなり良い方です。
これはアメリカンバイクの特徴で、ほとんどの方が問題なく足を着けると思います。ですので、女性でアメリカンバイクに乗っている方が非常に多い印象がありますね。
ここで「足つきがいいからアメリカンバイクに乗りたい!」という方に一つ注意があります。
アメリカンバイクの中にはステップの位置がフォワードポジションになっているバイクがあります。これ結構前にステップがあるので、足は着くけどステップに足が届かないもしくは足がのびきっている状態になってしまう可能性があります。
こうなるとお世辞にもかっこいいと言えなくなってしまいますので、ちゃんとまたがってから買うか、ステップをミドルポジションにカスタムするのがオススメです。
マグナ250の走行性能


次は、マグナ250の走行性能についてインプレしていきます。
・一般道
・高速道路
それぞれ詳しく書いています。
一般道
一般道でよく使う40㎞/h~70km/hは、マグナ250が得意とする速度域です。40~50km/hは流してて気持ちいいですし、60~70km/hは爽快感があってとても好きです。
また、この速度域が得意だとは車の流れに合わせても苦になりませんし、時には流れをリードして走ることもできます。
これって実はとても重要で、都市部に住んでいる方は車の多い道路を避けてツーリングに行くのは難しいことが多いですよね。
もし、渋滞やスピードがあまり出せない交通量の多い道路を大排気量のバイクで走るとなると、スピードが出せないことがストレスになります。
ましてやこれが夏場だと…。
こんなことが多いとバイクで出掛けることが億劫になってしまいます。
速度域が低いバイクだと、このようなストレスはかなり軽減されるので、250ccクラスのGOODな点ですね。
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高速道路
皆さん250㏄のバイクで高速道路ってきつそうに思えませんか?
実はマグナ250は結構得意だったりします。
マグナ250はローロングな車体をしています。一般的にローロングな車体だと直進安定性が高いと言われています。この直進安定性と184㎏の車重のおかげで、驚くほど快適に高速道路を走ることができます。(あくまで同クラスのバイクの中では)
そして意外にもマグナ250って結構速いんです。
高速道路でお巡りさんが本格的に捕まえにくるぐらいの速度で走ることができます。3か4速で料金所から合流までの間に十分加速できますので、合流で怖いなと思ったことは一度もありません。
とはいえ、走行車線を80~100km/hぐらいで無理なく走るのが、精神衛生上も免許的にも安全安心かなと思います。
ちなみに僕は、大阪ー広島間を高速道路を使って一日で往復したこともありますので、胸を張って「マグナは高速道路を問題なく走れます!」って言ってます。
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マグナ250のメリット
僕が思うマグナ250を買うメリットをいくつかピックアップしました。
見た目がかっけぇ
ま、バイクってこれにつきますよね。
絶対車の方が快適だし、寒いし、暑いし、危ないのにわざわざバイクに乗ってるんですもん、そんなこと忘れるぐらいかっこいいんです。バイクって。
そして数あるバイクの中でもマグナ250に惚れた。それだけです。
今はかなりカスタムしたマグナ250ですが、これもマグナベースのカスタムバイクを見てかっけぇ!!ってなったのでカスタムを始めました。やっぱりバイクは初めにかっこいいがあるんですよね。
ですので、他人のバイクをださいとか色々言ってくる奴はほっといてあなたのバイクを楽しみましょう!
足つきがいい
これはずっと言ってますが、マグナ250を含めアメリカンバイクって足つきがいいんです。
なぜそんなに足つきを重要視するのかと言いますと、ストレスが少ないからです。高速道路はまだしも、一般道では赤信号のたびに足を着いて止まる必要があります。
この時、足つきに不安があれば毎回気を付けて足を着くことになりますが、足つきが良ければそんな心配とはおさらばです。
心配はストレスになりますからね、バイクを楽しく乗り続けることにこんなストレスは大敵です。
でも、バイクのストレスも楽しめてこそ真のバイク乗りだとも思っています。(←かっけぇ!!)
安定感はんぱねぇ
これは高速道路でも書いた直進安定性のことです。
もうちょっとやそっとでは倒れないんじゃないかってぐらい安定してます。(かといって車やバイクにぶつかってみるとかはやめてください)
この安定感のおかげで高速道路で怖いと思ったことは一度もありません。
また、日本一周でもマグナ250の安定感があったから、最後まで楽しく走りきれたのかなぁと思います。
安定感最高…。
マグナ250のデメリット
結構べた褒めしてきたマグナ250ですが、4年目にもなるとデメリットも見えてきますのでちゃんと書きます。
重い
やっぱ重いですよ。車重で言えば最近の大型バイクぐらいありますからね。
バイクを取り回しする時はちょっと気合いが必要です。駐輪場によっては取り出すのに億劫になるかもしれません。
日本一周の時は「車重+日本一周の荷物」になると発進時少しもたつきがありました。走り始めると気になりませんが、発進時はノッソリ感が気になります。
また、高速道路やバイパス道路で80km/h以上で走りたく無くなります。走れるのですが、走りたくなくなります。マグナ250がしんどそうで、、、
重さのおかげで高速道路も安定して走れているのですが、とても限定的な状況では「ん~やっぱ軽いって正義だな」と思うことがしばしば…。
曲がりにくい
直進安定性に優れているということは曲がりにくいということです。
僕はマグナ250でワインディングも走りますし、峠なんかも大好きです。ですが、ワインディングと峠が好きだからこそ、少しの曲がりにくさが気になります。
僕が下手くそなのは一旦置いといて、バイクの試乗なんかをするとびっくりするほど曲がりやすいのです。もう交差点の度に感動するレベル。
「このバイクで山道を走ったら楽しいだろうな~」と思うと同時に、「やっぱマグナ250って曲がりにくな~」と思うことがあるのは間違いありません。
また、VTR250に乗っている友人(バイク歴は一緒)と走りに行くと、どうしてもワインディングで置いて行かれます。一人で走ってるときは気にならなかったのですが、誰かと走るとマグナ250の曲がりにくさを実感します。
ゆっくり走れば何の問題もないのですが、もっと峠を軽やかに走りたい僕にとってはデメリットに感じている部分です。
マグナ250インプレッション まとめ


結論:マグナ250は街乗りもツーリングも楽しく、誰でも乗りやすいバイクだが、ごくたまにパワー不足を感じる。
4年間乗ってきて、一緒に日本一周をした経験から上記の結論としました。
マグナ250は初めてのバイクだと言う方にもオススメですし、間違いなくあなたの最高の相棒になってくれるでしょう。