モトブログってどんな意味?モトブロガーの僕が徹底解説してみた

どうも、こんにちは!

今回は「モトブログを自分なりに解説してみた」ということで、モトブログについて勝手に色々書いていこうと思います。

最近何かと話題ですからね(笑)

まだまだ拡大しているモトブログというジャンル。一体何なのでしょうか?

実は、最近細々と続けている僕のYouTubeチャンネルでも「初めてモトブログを見る」という方が増えてきました。
最近モトブログを知った方のためにも、モトブログを見始めてかれこれ4年、YouTubeの履歴はいつもモトブログな僕が独断と偏見で紐解いていきます。

目次

モトブログとは

question mark neon signage

モトブログとはmotovlog、つまりMotor Video Logの略称です。

ですので、ブログ(Blog)ではなくビデオログ・ブイログ(Video Log・Vlog)のジャンルに当てはまります。

今、あなたが見ているこの記事のようなブログではなかったんですね~。
この最近流行りのVlogは、めちゃめちゃ簡単に言えばホームビデオに近いと言えます(ちょっと違う?)。

Vlogと言えば小嶋陽菜さんが始めたことで話題になりましたよね。

YouTube
HAWAII🌺VLOG 小嶋陽菜のハワイ🌞 ep.1 こんにちは🌞小嶋陽菜です♡今回はハワイVLOGの1回目です🌺7月に入りましたが日本はまだ梅雨なので、ハワイに癒されてくださいね🤙🏻ep.2も制作中...🐈💤💋snsInstagram・https://w...

で、そのバイクバージョンモトブログ(motovlog)になります。

元々、海外のYouTuberが始めたジャンルで、有名どころで言えばRoyal Jordanian

RidingWithTom

WALTERRIFIC

なんかが人気です!

この文化が日本にもやってきて、今ではかなりの規模になりました。

この3人の動画を見てわかる通り、ヘルメットにカメラを付け、ライダー視点のPOV動画がモトブログの特徴です。

また、ヘルメット内にマイクを設置し、バイクの排気音・環境音・声が入っていることも多いです。
最近ではインカムが普及しましたので、マスツーリングでライダー仲間との会話がメインになっているモトブログもかなり増えてきました。

そして多くの場合は、動画内で撮影者の顔が映ることはありません。
運転はもちろん、ライダー仲間もヘルメットもしくはモザイクをかけることが多いです。

個人的にこの”顔を映さない”というスタイルは、ちゃんとした世界観をもったチャンネルにはとても有効だなと思います。

例えば僕はRoyal Jordanianの顔を見たいけど見たくないです(笑)
Royal Jordanianのイメージはちょっといかついけど英国紳士なおじさんなんです。それなのにめちゃめちゃブサイクだったら嫌じゃないですか!

失礼ですけどそういうことかなと、、、。

モトブログの歴史

multicolored Egyptian painting

モトブログがだいたい何なのかわかった所で、モトブログの歴史をさっと見ていきましょう。

歴史を振り返る上で紹介すべきモトブロガーはたくさんいますが、あげていくとキリがないですし、紹介されてなかったからと文句を言われても困りますので、代表的な2チャンネルだけ紹介しています。

大筋は間違っていないはずですので、さっと振り返りましょう!

NonAlcoholRiderがモトブログを始める

「モトブログとは」でお伝えしたように、モトブログは海外の文化でした。

それを日本で最初に始めたのがNonAlcoholRiderです。

厳密にはもともと似たようなスタイルの動画があったかもしれませんが、「モトブログ」として動画を投稿したのはNonAlcoholRiderが最初になります。

この1本目の動画が2014年に投稿さていますので、その年が日本のモトブログ元年と言えるでしょう。

※ちなみにNonAlcoholRiderの名前の由来はノンアルコールでも酔えるからだそうです。

モトブログが広まり始める

NonAlcoholRiderの影響で徐々にモトブログを始める人が増えてきました。

この頃のモトブログはツーリング動画が主体で、よく行くツーリングスポットや、仲間と行ったロングツーリングの動画がよく投稿されていました。

インカムを使っている人がまだ少なかったので、どちらかと言うとマスツーリングでも一人でトークしている印象です。

ANTIBCSCが大ブレイクする

現在のモトブログブームの火付け役がANTIBCSCです。

ANTIBCSCメンバーの岡山弁が特徴的な軽快なトークと、物議をかもしそうな動画内容が、モトブログ視聴者には新鮮で一気に登録者数が増えました。

この大ブレイクが2016年ごろです。

おそらくここがモトブログの歴史で、1つ大きな分岐点と言えるでしょう。

モトブロガーが急増する

2016~2017年ごろからモトブログを始める人が急増しました。

この背景にはANTIBICSの影響はもちろん、「顔を出さなくてもいい」というモトブログ特有の動画スタイルが参入障壁が低くなった要因と考えています。

そして、この頃から徐々にモトブロガーの行動が問題視されることも増えてきました。

良くも悪くも表に出る機会が増える

2018~2019年ごろからモトブログというジャンルがバイク業界に浸透し、イベントに出演するモトブロガーも増え始めました。

また、YouTubeチャンネル登録者数10万人を超えるモトブロガーが表れ、もともと別ジャンルで人気だったYouTuberがモトブログを始めるというパターンが出てきました。

一方、モトブロガーの行動を問題視する声が増えたことも確かです。

危険行為や問題発言をYouTubeに投稿し、炎上するという事例も目立つようになりました。

ある程度、匿名性を高く保てるモトブログ。個人の考えや価値観を発信するのは素晴らしいことですが、誰かを傷つけたり、不快な気持ちにさせてはいけません。

そこを忘れずにモトブログという発信活動をしないといけませんね。

動画の種類

silhouette photography of person walking by the seashore during golden hour

一口にモトブログと言っても、けっこう色々な種類があります。

まぁ、本当にモトブログの定義に当てはまるのか、それともただのバイク情報動画なのかの区別は難しいです。

ですので、その辺は大目に見て頂けたらなと思います。

ツーリング動画系

王道バイク動画のツーリング系です。

まるで自分がツーリングに行っているかのような疑似体験が味わえます。

基本的にこのツーリング系の動画は、バイクで走ると気持ちいい道絶景なんかがメインになることが多いです。
そして、ライダー視点のPOV動画にトークリアクションが入ることで個性が生まれます。

また、視聴者は自分の好きなモトブロガーがいつもの土地ではなく、別の土地で撮影していることが新鮮で、地元に来たら嬉しいと思うようです。

確かに、自分が通ってた小学校がテレビに映ったら、ちょっとテンション上がりますもんね。そんな感じでしょうか。

トーク系

個人的にモトブログと言えば、このトーク系の動画です。

今思っていることや、はまっていること、買いたいと思っているガジェットの紹介などなど、、、

普通に動画を撮っても成立しない内容でも、バイクに乗りながら話せばモトブログとして一つの動画になってしまうとても不思議なジャンルです。

ですが、これこそがモトブログで、他のジャンルにはない魅力だとも思っています。

1個人として特徴が無かったり、特別話が上手くなくてもバイクに乗れば成立してしまうのです。
そのおかげで、普通だったら動画を出さないであろう人の価値観が知れたりできるので、とても好きです。

ハウツー系

バイクのメンテナンス方法や、操作の仕方。また、バイクのインプレやバイク用品のレビューもこのジャンルに含まれます。

そして、このジャンルではバイクに乗らずに家や空き地で撮影することも多いです。それでも、撮影はヘルメットに付けたカメラですることが多いため、POV動画であることがほとんどです。

おそらくバイクを購入する時に、ほとんどの方が欲しいバイクのインプレッション動画を見ているのではないでしょうか。

そのため、人気のバイクに乗っていればインプレ動画1本で、かなりの視聴回数とチャンネル登録者を獲得できることがあります。

自分のバイク紹介はモトブログを投稿する上で鉄板ですね。

ヒヤリハット系

公道で遭遇した危険な車や事故、バイクの立ちごけなどの動画です。

このジャンルは怖いもの見たさで視聴されやすく話題性もあるため、かなり視聴回数が多い傾向があります。

そのためか最近「モトブログ」と検索すると、事故や立ちごけをサムネイルにした動画が増えました。

エンタメ系

YouTubeの鉄板エンタメ系動画です。

シンプルにおもしろさを求める動画ですね。

奇抜な企画や個性的な出演者を武器に、若者のファン層が増えやすい傾向があります。

また、エンタメ系はバイクに興味がなくても見てくれる可能性が高く、他のモトブロガーとは違う土俵で戦うことができるので市場をかなり広げることができます。

その代わり、”かなり”おもしろくないといけませんが…

Compilation系

いわゆる総集編動画です。

軽快な音楽に合わせて、様々なシーンの動画を数分で見ることができます。

上の動画では「ライダーの世界がこの一本に凝縮されている」とコメントされており、「バイクに乗りたくなった!」というコメントも多いです。

上手く作ればかなり人の心を動かすことができるジャンルと言えます。

今後増えて欲しいモトブログのスタイル

man in maroon suit jacket beside window with railings

様々な種類があるモトブログですが、個人的には「トーク系」の動画が増えて欲しいと思います。

なぜなら、モトブログの代表的なスタイルであり、色んなライダーの価値観を聞いてみたいからです。

例えば、「ツーリングで譲れないこだわりがある」とか「こんなバイクウエアを出して欲しい」とか「○○は間違っていると思う」とかとか

色んなライダーの個人的な意見が聞いてみたいなと思います。

あとはシンプルにツーリング系の動画ですね。全国各地のツーリング情報が知りたいです!

モトブロガーはYouTuberではないのか

man in black full-face motorcycle helmet and jacket

少し前にTwitterで気になるツイートを見かけました。

それは「俺はYouTuberではなくモトブロガーだ!」という趣旨のツイートです。

その方がどういった意味でツイートしたのかは分かりませんが、個人的にはモトブロガーはYouTuberです。
まぁYouTubeに動画を投稿していて、多少なりとも収益が発生していれば立派なYouTuberです。

その点で言えば僕はYouTuberになれてないモトブロガーですね(笑)…なにわろてんねん

もし、このご時世でYouTuberと言われるのが嫌で、YouTuberじゃなくてモトブロガーだと主張したいなら、YouTubeではない他のプラットフォームに投稿するか、YouTubeの広告を付けないぐらいのことをすべきかなと思います。

モトブロガーがイベントにゲストで出ることについて

person wearing motorcycle helmet

モトブロガーのチャンネル登録者数増加に伴い、影響力が増してきました。
トップモトブロガーマイクロインフルエンサーといっても過言ではないでしょう。

そんな影響力をもったモトブロガーを企業が見逃すと思いますか?

明らかに時代は、企業より個人が影響力を持つ方向に流れています。

バイク業界も例外ではありません。

日本の4大バイクメーカーが声をかけるのと、人気モトブロガーが声をかけるのとでは動く人が違います。バイク業界のフォロワーと、モトブロガーのフォロワーは層が違いうのです。

そうすれば企業がイベントにモトブロガーをゲストとして呼ぶことは、ごく自然なことです。

ただ、モトブロガーが素人なことには違いありません。かなり経験が増えたモトブロガーもいると思いますが、多くは全くの初心者。

そのため、モトブロガーのフリートークがグダグダなんてことは用意に想像できるはずです。

イベントの主催者はそのことを理解し、イベント成功のため、お客さんのためにも、台本もしくは経験のある司会者を用意するべきだとも思います。

今からモトブログを始めるのは?

あり!

どんどんやりましょう!

先にも述べましたが、僕は色んなライダーの価値観が知りたいと思っています。

ぜひモトブログを始めてください!

まとめ

さて、かなり長い記事になってしまいました。

モトブログが何か、うっすらわかりましたか?まぁモトブログは個人の捉え方でいいと思います。

ですが、YouTubeに動画を投稿=全世界に発信しているということは理解しましょう。モトブログの悪い印象が嫌で、全然関係ないにモトブログ辞めてしまった人もいます。

発信活動をするとはどういうことかをしっかり考えて、理念を持って取り組むことは重要ですね。


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